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身長のおもしろデータと腰痛の原因

こんにちは。かわさき接骨院の川崎です。椎間板について調べていたら少しおもしろい研究を発見したので皆さんにシェアしたいと思います。

皆さんご存知の方も多いと思いますが、朝と夜では身長が違うことは有名な話ですね。椎間板内の水分などが重力などにより外へ出て行くことで椎間板が少し潰れるので身長が夜では縮んでしまうんですよね。

1日の活動で椎間板の高さが約10%失われると身長が1%〜2%縮むみたいです。

ただおもしろいデータがありまして、寝る姿勢を少し変えるだけで普通に寝た時より身長が伸びるというデータがあるんです。

その姿勢というのが、仰向けになって枕などを足の下にいれて足を高くして寝ると普通に仰向けで寝たより身長が伸びるらしいのです!

何で?ってことなんですけど、寝る姿勢が腰椎の構造上、椎間板により負荷が少ない体勢だからみたいです。


あと、もう一つ発見がありまして椎間板に限った話ではないですが、腰の靭帯なども持続的に負荷がかかることにより伸ばされて潰れては元に戻りを繰り返すことが分かっており、しかも元に戻る時間が重要で、これが結構時間がかかるみたいなんです。

屈曲姿勢、腰を曲げた姿勢ですね。これを5分間すると負荷に対する抵抗力が42%低下し、1時間持続すると67%低下するとのデータがあります。

何が言いたいかというと、腰痛にも多種多様の病態や原因があるにせよ、このデータもぎっくり腰を含む腰痛の原因の一つであるこは間違いないと思います。

持続的に腰に負荷がかかると靭帯などが伸ばされ元に戻る前に次の負荷がやってくる。この繰り返しによりやがて靭帯などの組織が壊れて腰痛が発生する。しかも、靭帯などの組織が元に戻るスピードは年齢がいけばいく程遅くなるみたいです。

椎間板だけでも詳しく調べていくと身長に関するデータや腰痛が発生する原因など様々な興味深いデータが出てきます。

まだまだ腰痛に関して原因や病態などお伝えしたいデータがありますので、また次回以降で!では失礼します。

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中臀筋と腰痛の関係性

こんにちは、かわさき接骨院の川崎です。

今日は少し前に上げたブログの『腰痛の間違った知識シーリズ4』の中で中臀筋ついて書かせていただきましたが、中臀筋と腰痛がどのような関係があるのかお伝えすると言いながらお伝えしてなかったので、書かせていただきます。間隔が開いてしまい申し訳ありません。

というもの、正直なところ皆さんにどう伝えようか、難しいなぁ…なんて伝え方を考えていました。写真なら分かりやすいのではないかと思い、写真でご説明させていただきます。

では本題の中臀筋と腰痛の関係性です。ここで皆さんに写真の様に実践していただきたいのですが、まず立ってもらって足を肩幅に開いて最初、手はお尻の上あたりからちょっと横にずれたところ、ここに中臀筋があります。

そのまま中臀筋を触れていて下さい。中臀筋の筋肉の動きを感じてほしいので、ちょっと置いた手に圧をかけて触ってみて下さい。そしてそこから写真の様に左足に体重を乗せてください。左側の触っている所が硬くなったのが分かります?そう!それが中臀筋です。

左に倒れまいと中臀筋が頑張ってくれていますよね?

では次に移って、写真のようにさっきの姿勢から腰の20センチぐらい上を親指で軽く押していて下さい。そして左へ体重を乗せたまま左の手を写真の様にダラっと落としてみて下さい。そうすると右の親指の筋肉が明らかに硬くなるのが分かります?これは背筋なのですが、左へ倒れまいと右の背筋が頑張ってバランスを保ってくれています。

分かりにくい場合は親指の位置を変えてやってみて下さい。結構はっきり背筋の収縮を感じれるはずです。

では、急にここで問題です!この姿勢を続けても腰痛になる人、ならない人の違いは何でしょう?・・・

正解は中臀筋がちゃんと仕事をしているか、していないかの違いでした!分かりました?

写真の様に立った状態で中臀筋がちゃんと仕事をしていない人は特に重心が左右に動いた時にどうしても左右の背筋に頼らざるえない状態ですから、容易に背筋に負荷が集中することが想像できますよね。

この姿勢って結構多くないですか?立ち仕事の方や家事など。たったこれだけで腰痛が発症したり、再発することだってあるんです。

実際にに立ちっぱなしで腰痛が出る人と、出ない人の違いを研究した文献にも十数名の方を対象に立ちっぱなしの作業を同じようにしてもらい腰痛が出るか、出ないかの研究をしています。

その中で中臀筋が機能してない人は腰痛が出るリスクがかなり高くなるとの結果も出ていますし、腰痛が出た人に中臀筋にアプローチした後に前と同じ立ちっぱなしの作業をした時には腰痛が出なくなったとのデータもあります。そのぐらい中臀筋と腰痛の関係はかなり強いと思います。

実際に当院の患者さんの中にスライドドアを開けるだけで腰が痛い方がいましたが、スライドドアを開ける動作は左右に重心を移動させる動作ですので、その方の中臀筋を検査してみると、やはりこの方も明らかな中臀筋の機能低下がありました。

最近では情報過多になりすぎて中臀筋をマッサージをしたりストレッチしたらいいよ!とかテニスボールで中臀筋をグリグリしてセルフマッサージ!みたいなことをオススメする番組やサイトなんかを見たことがありますが、これをしてしまうと確実に中臀筋に力が入らなくなって使い物になりません!使い物にならなくなった状態は結果的にどうなるかご説明させてもらいましたよね?そう、腰痛ですね。

負のスパイラルを断ち切りたい方、繰り返す腰痛でお困りの方は一度ご相談下さい。

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心理的な不安だけでも腰痛は再発する

こんにちは、かわさき接骨院の川崎です。

今日は心理的なことが腰痛に及ぼす影響についてお話しします。たった一度の腰痛発症で心理的なことが原因でまた腰痛を発症してしまう?はい!これ結構ありえる話なんです。

理由は一度痛みを覚えると脳が記憶し、痛みに対しての不安感などで痛みを回避する方向に行きがちです。これって腰痛だけじゃなくても他の痛みも同様かもしれません。 

研究でも興味深いデータがあり、ある数人の方に頭にヘルメットを被ってもらい、そのヘルメットからコードが伸びでいて何かの出力をする実験をした時に被験者の方に見える様に出力をつまみで上げていくと実験でほぼ全ての人に頭痛が出たとの結果がありました。

しかも、つまみを回して出力を上げていく風にしていくと痛みの強さも強くなるとの結果も出ています。でも、実はこの頭に被ったヘルメットは何の変哲もないヘルメットでして、この頭痛は恐怖心や不安から来る痛みだったのです。

腰痛に関していうと痛めた動き、例えば荷物を持ち上げるなどの動作時に過度に体が反応して力を入れ過ぎたり力を入れなくてもいいところまで入れてしまったりしてしまうんです。しかもこれ無意識の場合もあるんです。

無意識の場合は体の中で制御機能が上手く働いてない状態です。使うべき筋肉を使えなかったり、ここで使う!ってところでタイミングが遅かったりなど、この状態の体は治療的介入をしないと改善しません。

恐怖心から意識して力を入れ過ぎている方も同様のことがいえます。このことは、医学的な文献などにも研究結果として記載されている事実なんです。

人間の体は基本的にはインナーの筋肉が働いて安定性を得た状態で、アウターの筋肉が働き出し、物を持ち上げたりなどの動作をすることが理想です。

しかし、腰痛患者さんの体の中ではこのバランスが崩れている状態が多いですし、心理的なことでこのバランスを自ら崩すことだってあるんです。

例えば先程の過度な反応も一つで、恐怖心を持っている方は物を持ち上げる時にまずはアウターの筋肉を使うことが多くこの場合インナーは使えてない状態ですので、アウターばかりに負荷が大きるなり、やがて腰痛を再発症されてしまうことがあります。このように心理的なことだけでも腰痛が再発する可能性はあるのです。

ただ、腰の壊れた部分、筋肉、靭帯、関節などを治すことだけが腰痛の根本的な解決ではないことが心理的な部分一つとっても分かっていただけると思います。

要は治療的介入により腰痛にならない体にしてしまえば、不安であった動作や心理状態も改善してしまうんです。そうすれば仕事や趣味も腰痛に邪魔されなくて済むはずです。

世界的に見ても腰痛による経済的損失、心理的損失は計り知れないとのデータが示すように世界共通の課題だと思いますね。

繰り返す腰痛を根本から本気で治したい方は一度ご相談下さい。

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患者さんにとって1番の利益とは?

こんにちは、かわさき接骨院の川崎です。

今日は体の知識や疾患についてではなく、私が日頃何を考え、どのような思いで施術にあたらせていただいているかをお伝えしたいと思います。

先日、同業の先生とお話しする機会があり、その先生の接骨院へお伺いした時のこと。先生の接骨院ではスタッフを雇って先生とスタッフの2人で運営をされいます。

先生は終了後の雑務をしていて、スタッフの方とお話していた時に、その方がこんなことを聞いてきました『いつまで経っても痛みが取れない患者さんはどうしてますか?』私は『私なら考えられる病態に対して検査や施術をつくしますが、それでもはっきりとした病態把握が出来ないなら専門医に検査や診断をお願いします』

『こちらの院長はどうしてますか?』と返すと『院長も同じです。でも、それ悔しくてないですか?自分は無力感しかないです』その気持ちも分かるし、熱意があっていいなぁとは思いました。

誰だってわざわざ来院してくださった患者さんをよくしたい!治してあけだいと思うことは当たり前です。ただ、私達柔道整復師はドクターではないし、診れる範囲は決まっています。そして何より1番に考えなくてはならないのは患者さんの利益!

いつまでも治らないのに通院していただいたり、病態把握が正確に出来ない時は診れる範囲を超えていることがあるので専門医へ紹介して患者さんを診ていただくことが1番患者さんの利益になると思っています。

私も難しい病態の患者さんが来院された時にはいつも専門学校時代の先生のこの言葉が頭を浮かびます『診れないことを認めるのは恥ずかしいことではない!診れない患者さんをいつまでもかかえることの方がよっぽど恥ずかしい!』です。

ただ、正確な病態把握能力を養えさえすれば自分が治せる患者さんかそうでないかはある程度早い段階で分かるはずですし、現実に当院の患者さんの中にもいましたが、そこに大きな病気が隠れていたら患者さんの命に関わることだってあるかもしれません。

柔道整復師はこの能力を日々磨くことが責務だと思いますし、私もまだまだ勉強せねばならないと感じせてもらった日でした。

因みにこのスタッフの方、本当に熱い方で院長に私と同じことを何回も聞かされているし、分かっていても悔しいみたいです。でも、この様な方が立派な柔道整復師になるのだろうなと思います。

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交通事故でたった時速1㌔で追突されてもムチウチになる?

こんにちは、かわさき接骨院の川崎です。

出来れば遭遇したくない交通事故、当院にも不運にも交通事故にあい通院を余儀なくなれた患者さんは大勢います。

そんな交通事故でよくある怪我がムチウチではないでしょうか。

では、さっそく本題にもあります、たった時速1キロで追突されてもムチウチなる?ですが、答えはYESです。ムチウチになる可能性があるんです。

ただ、ここでご注意いただきたいのはあくまでもムチウチになるか、ならないかの話であるという点です。

このことは整形外科のドクターが監修された本や論文に記載されている内容でして、そこに何と書いてあるかと、ムチウチの受傷原因に速度や車両の損壊度合いは関係がないと書いてあるんです。

でも、単純に考えて追突速度が速かったり大きく車が壊れていると必ずムチウチになりそうな気がしますが、そうではないみたいですね。

そこで当院の患者さんに置き換えて考えみると、廃車しないといけないまで車が壊れた患者さんでもムチウチはなくて、腰の痛みのみって方もいらしゃいました。逆にあまり車の損壊はひどくないけど、ムチウチになった方もいたので、このデータはかなりが信頼性が高いと思います。

あともう一つ興味深いデータがありますので、皆さんにご紹介します。

それは追突事故を予知出来たとしても予後は変わりないということです。

解説しますと、バックミラーなどを見ていて追突されるかも!とかまえる場合と全然予知できずにいきなり追突される場合、両者とも治る過程や治る速度は変わりないという事です。

当院でも患者さんの発言で『全然見てなくていきなり追突されたからムチウチがひどくなった。分かってたら力入れて軽くなったのになぁ』とおっしゃる方がいますが、このことからもそれは関係がないですよと説明させてもらいました。 

そしてこのデータも当院の患者さんに置き換えると、そうゆう境遇にあった患者さんが偶然二人がいまして、同じ車に乗っていた運転手の方と助手席の方です。

運転手の方は気付いていて力を入れて、助手席方は気づいていなかったと言われていました。この方達のムチウチが治る過程はカルテも見てもあまり変わらないことが分かりました。このデータもかなり有効なことが分かりますね!

話は変わりまして、次はムチウチの治療的な話に移りますが、ムチウチになるとよく処方されるカラー(首のコルセット)がありますが、一般的なムチウチにはしない方が治りが早いと言われています。

そして、早期からの運動療法が治りを早めることも分かってます。もし、カラーをどうしてもしたい場合は72時間に限定して下さい。それ以上はかえって治りを遅くさせます。

ムチウチになり2、3ヶ月以内に治さないと高確率で長期化するとのデータもあり、当院の患者さんにもカラーはオススメしないですし、痛くても早めの運動療法が治りを早めると説明し、ご納得いただいて施術にあたっています。

交通事故にあい、ムチウチなどでお悩みの方は一度ご相談下さい。

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あれ?押しても痛くない…でも痛い

こんにちは、かわさき接骨院の川崎です。

ちょっと不思議なタイトルになりましたが、今日の議題は放散通です。あまりメジャーな言葉ではないので、広くは認知されてないかもしれません。

さっそく本題に移りますが、放散痛とは主に腕や太もも、ふくらはぎなどに出ることが多い痛みです。また特徴的なのはタイトル通り痛みが出てる場所を押しても痛くないのです。でも痛いんです。

補足として内臓疾患や心疾患などにも体の表面に放散痛が現れる場合もあります。心臓が原因の場合は手の小指にまで放散痛が出ることもあるみたいです。ただ、今回は内臓や心臓などを除いた接骨院の中でよく診る放散痛についてお届けします。

気になる放散痛の原因ですが、基本的には痛みが出ている場所より上にさかのぼった所へ原因が多いです。例えば放散痛が腕へ出てる場合は、首などに原因がある可能性があり、腰から下、足の場合だと股関節や腰、骨盤などに原因がある可能性があります。

そして、タイトルにもあります、なぜ押しても痛くないかと言うと、実に単純でその放散痛が出てる場所の組織(筋肉や関節や靭帯など)が壊れてないからです。不思議だけど、これ本当に押しても痛くないんです。

あと、少し分かりにくい説明になりますが、放散痛が出てる場所によって原因となる元の悪い部分も大体分かってくるんです。

例えば、お尻から太ももの横にかけて痛みが出ていたとします。でも、痛い場所を押しても痛くない!伸ばしても曲げても痛みが変わらない!他にも色々検査すますが、こんな場合はやはり強く放散痛を疑います。そしてこの場合は腰椎の5番目から出てる神経などが圧迫されてるのかな?と想像できます。

なぜかと言うと人間の体は箇所、箇所こどに支配神経が違います。上記の場合は腰椎の5番目が悪いんですから、お尻から太ももの横にかけて放散痛が出てもおかしくないよね!となるんです。

放散痛が出てる患者さんにも説明する時に使わせてもらってるんですが、ここが悪いから、ここに放散痛が出てるんですよ!と凄く分かりやすい全身図があります。気になる方はデルマトームとかスクレロトームで検索すれば出てくると思います。

少し難しい話になりましたが、当院にある図や検索してもらった方が分かりやすいかもしれません。この図は本当に当院の患者さんにも分かりやすいと好評をいただいております。

そして、現在自分も放散痛かな?と悩まれてる方は一度ご相談下さい。

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原因不明の腰痛の正体は?

こんにちは、かわさき接骨院の川崎です。

皆さん、非特異的腰痛って言葉を聞いたことあります?あまり聞きなれない言葉ですよね。

答えは原因不明な腰痛のことです。特に原因はないけど、何か痛いってやつです。           

ここで言う原因不明いうのは、例えばレントゲンやMRI、CTあるいはエコーなど画像診断上、異常のない腰痛を非特異的腰痛と呼びます。

難しい言葉はおいといて、何と!腰痛のデータによると腰痛患者さんの約85%がこの原因不明の腰痛が占めるいう結果が出てます!私もこのデータを見た時に正直驚きました。

しかもこんなに医療が進歩しているこのご時世に腰痛患者さんが減ってない現実…私も努力が足りませんね。すいません。

ただ、原因不明とは言っても画像診断上の話であってギックリ腰なんかだと筋肉がちょっと傷ついていたりはします。

しかも、レントゲンなどを撮る時は止まった状態ですから、関節などの動きは分からないので、関節の動きの検査をしてるみると腰や骨盤の関節の動きが悪くなっていたり、筋肉のハリが強かったり画像では分からないこともあります。

そして、問診などでよくよく診ていくとここが原因だな!というところには行きつきます。

病院に行っても画像上は問題ないのに腰に痛みが出る方、一度ご相談下さい。痛みの原因が分かり、痛みから開放されるかもしれませんよ。

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力が入りにくい原因は何だ?

あけましておめでとうございます!今年もよろしくお願いいたします。

今年も日々努力し、一人でも多くの患者さんを痛みから開放する為に一生懸命、施術に取り組んでまいります。

さて、今年一発目の議題は最近来院された患者さんと話をしてた中で力が入りにくくなったとおっしゃられた話です。

突然ですが、皆さんは筋力と筋出力ってご存知ですか?

筋力はイメージしやすかと思いますが、筋出力って何?となりますよね。答えから言うと筋出力とは、ものすごくざっくりですが、筋肉の電源のようなものです。

電源が入ってない筋肉は力が出にくそうじゃないですか?筋肉は筋出力が出てはじめて筋力、パワーが出る仕組みになってるんです。

別に怪我をして長期間固定していた訳でもないのに何か最近力が入りにくくなったぁ〜と感じる方はもしかしたら筋出力が低下してるかもしれません。

その患者さんは腰痛で来院されてたのですが『最近、筋力が落ちたけぇ力が入りにくぅなったわ!筋トレ始めたけど、あんまり変わらんけぇ、どうしたらええかなぁ?』とおっしゃられたので、ちょっと筋力の検査させてもらったら何の問題もなしでした。

そこで筋出力が低下してるのでは?と思い筋出力が出やすくなる電気を2回ほどかけさせてもらったところ力が入りやくすくなったと喜んで頂けました。

因みに筋出力が低下している筋肉をいくら筋トレしても効果はないとのデータもあります。あと、一度筋出力の低下を招くと自力では元には戻りません。

今回の方のように治療的アプローチが必要です。

また病院や接骨院などにある低周波治療器などの電気は殆どが筋肉を緩めて筋出力を低下させる仕様です。余談ですが、当院には筋出力を上げる治療機器もあります。

あとはマッサージやストレッチなんかも筋肉を緩める効果があるので筋出力は低下してしまいますね。当院にも低周波治療器などの電気はありますし、マッサージやストレッチが悪い訳ではありませんが、緩めてはいけない部分を緩めると今回の患者さんの様に力が入りにくくなる場合もあります。

因みに当院の患者さんの力が入りにくくなった原因はストレッチでした。話を聞くと、その方ストレッチを毎日やる方でして、ストレッチの中でもじわーっと伸ばすスタティックストレッチ。

このじわーっと伸ばすストレッチも先程同様に筋出力の低下を引き起こしてしまいます。

あと、スポーツ前のじわーっと伸ばすストレッチは厳禁なのでご注意下さい!スポーツするのに力が入りにくい状態ではいいパフォーマンスはできないし、逆に怪我の原因にもなり得ます。

また、ストレッチが腰痛に効く!腰痛にはマッサージ!なんて世間的には広まっていますが、全てが間違いではないですが、症状が悪化する危険性があり、筋肉には緩めていい場所と緩めてはいけない場所がありますので、ご注意下さい。

あと、筋出力を低下させる原因に捻挫などの怪我、前のブログにも書いたモーターコントロールの乱れ(モーターコントロールについては前のブログをご覧下さい)があります。

怪我については筋肉に直接ダメージを受けることによる筋出力の低下と痛み刺激によっても筋出力が低下してしまいます。

この様にちょっとしたことで筋出力は低下してしまいますので、力が入りにくくなったと感じる方や原因不明の腰痛などで悩まれてる方は当院を受診してみてはいかがですか?

その原因が筋出力低下によるものかもしれませんよ。

では、失礼します。





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年末年始の休診日について

こんにちは、かわさき接骨院の川崎です。

今年も残すところあとわずかになりました。インフルエンザなどか流行っていますので、体調管理には気をつけてくださいね。

さて、年末年始の休診日にですが、2019年12月29日〜2020年1月4日までを休診とさせていただきます。ご迷惑をおかけしますが、よろしくお願いします。 

新年は1月4日より通常通り診療いたします。

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セーバー病について

こんにちは、かわさき接骨院の川崎です。

今日はセーバー病についてご紹介します。

セーバー病とは聞き慣れない方も多いと思いまが、8才から12才ぐらいの子供に好発する、踵の骨に起こる障害です。

当院でも『踵が痛い』と言って来院される小学生に多い疾患です。特にサッカー、野球、バスケット、バレーボールなどスポーツをしているお子さんに多いのも、この疾患の特徴です。

では、なぜ踵に痛みが出るかと申しますと、成長期の段階ではまだ踵の骨が大人の様に完全には出来上がっていません。そこに繰り返し負荷がかかることにより軟骨に炎症が起こり痛みを発します。

ひどい場合は骨端核壊死と言って骨になる前の細胞が壊死してしまう症例もあります。痛みが出た場合は早めに整形外科や接骨院などにかかるようにしまょう。

症状としては、加重痛やアキレス腱を伸ばした際の踵の痛みなどがあり、炎症が強いと踵の腫れ、熱感などがあります。

当院の施術としましては、まず患部の炎症を抑える為のにRICEと超音波の一種でもありますLIPUSという治療機器を使用します。免荷の為に松葉杖なども使ってもらいます。

またアキレス腱の引っ張りがある場合にはふくらはぎの筋肉になどにも施術を行います。そして、踵へ負荷がかかりにくくなる様な体の使い方などを指導させていただいています。

成長期を過ぎれば痛みなどが残ることはほぼない予後良好の疾患ですので、そこは安心してもらえたらと思います。

最後に、セーバー病に関して勉強会に参加した時に気になるデータを紹介いただいたので、ご紹介します。

サッカーに限ったデータなのですが、広島県のグラウンドは全国的に見ても地面が固いとのデータが出ているみたいです。(グラウンドとは芝以外の土のグラウンドのことを指します)

サッカーのスパイクというのは基本的には芝様に作られていますので、痛みを軽減させる、または予防の観点からもトレーニングシューズなとのスパイクよりも底が柔らかく、足のアーチが保てるシューズでの練習をおすすめします。

では、失礼します。


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